◆排気ガスを吸う量が増えるほどぜん息の可能性高まる
  環境省 NHKニュース


 環境省が大都市の幹線道路の周りに住む小学生を対象に行った初めての調査で、排気ガスを吸う量が増えるほど
 ぜん息になる可能性が高まることを発表しました。環境省が因果関係を認めたのは始めてです。

    

第68回NO2全国いっせい測定が6月2日〜3日に行われました。
  
東京都内でも今回も1万件近くが取り組まれました。ご苦労様でした。
  
 
第76回NO2
いっせい測定が6月4日〜6月5日に
行われました。
 

  お忙しい中測定ご苦労様でした。
  比較測定の結果、今回の換算係数は0.020でした。

   
 
  2kmメッシュの結果が出ましたのでお知らせします。今回は全都的にきわめて大気がきれい
  立ったことがわかります。前回の結果をご覧ください。東京都濃度分布結果

   いっせい測定日における都内測定局の結果
    上図は測定日前後5日間の結果です。
   また、下図は5月31日〜1日の測定日における、東京都内の測定局のNO2濃度と風速の時間変化
   を示したものです。参考にしてください。一般局のNO濃度平均は0.017ppmと低かったと報告されています。

  

 トピックス
   PM2.5とNO2との関係についての考察
     PM2.5は下記に記載のようにこの度、環境基準に設定されましたが、まだ
  測定施設が全国でも数箇所しかありません。
   ところで、私たちの測定している大気中のNO
2濃度とはどのような関係にある
  のでしょう

   調査・検討中ですが、ここでは足立区綾瀬一般測定局と足立区梅島自排測定局
  の測定結果を
別図(ここから)に示します。 
   ご覧のように両者の間に良い相関関係があることが分かります


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 製作/公害・地球環境問題懇談会
 協力/映演労練 ナレーション/飯塚昭三
  

   ◆日本における大気関連環境基準とその評価一覧(環境省)
                      
ここをクリック

                                                          
  





    ◆環境省はPM2.5(浮遊性微粒子)の環境基準を告示しました
   (2009年9月9日)

   環境省は9月9日に大気1立方メートルあたり年平均で15μg/以下、1日平均で35μg以下
   などを骨子とする環境基準を告示しました。これは先に環境省中央環境審議会が答申し、
.. . . .私たち.が 支持を パブリックコメントで表明した環境基準でした。 またこれは、米国並みの厳しい
.
. . 基準であり、科学研究結果からも裏打ちされた基準であり、着実に実行に移せば大気環境を
.
. . 改善し青空を取り戻す大きな力になることが 期待されます。    
    これまで、わたしたちは全国公害患者の会と大気汚染公害裁判原告団・弁護団全国連絡会議
.
. . が提起した、少なくとも米国並みの基準値の設定とそれに基づく規制を求める環境大臣宛ての
.
. . 団体署名に取り組み、全国から集まった5,800余団体の署名を環境省に届け、交渉を続けて
.
. . きました。
    東京公害患者と家族の会と東京あおぞら連絡会は、PM2.5環境基準の告示にあたり、
. . . 『声明』
を発表しました。           
    これからの課題 画期的な成果といっても良い環境基準ですが、まだ課題があります。
. . . まず測定できる設備が整っておらず、実測値が絶対的に不足です。 従って、この基準を
.
. . 各方面に守らせる実行はまだまだこれからのことです。
    一方、昭和54年に緩和され。放置されているNO2(二酸化窒素)の環境基準についても
.
. . 科学的で適正な見直しを環境省に迫る運動が必要と思います。